オーツミルクのデメリットとは?栄養素や買いやすさなどの観点から

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オーツミルクはここ最近で様々なメーカーが作り始めてきたからこそ、そのデメリットも知っておきたいですよね。

オーツミルクのいいメリットや豊富な栄養素に注目がいきますが、今回はそんなオーツミルクのデメリットを紹介します。

オーツミルクのデメリット
  • 糖質が比較的多い
  • 添加物が多い
  • たんぱく質が少ない
目次

オーツミルクの栄養素のデメリット

オーツミルクとは、オーツ麦(えん麦・燕麦)を原料に作られた植物性ミルクの一つです。

そのオーツ麦の栄養がオーツミルクにも含まれているわけですが、人によってはデメリットとなるような点があります。

デメリット1:糖質が比較的多い

100mlあたり糖質
牛乳4.8g
豆乳1.4g
alpro 砂糖不使用6.0g
OATSIDE7.3g
minor figures4.2g
まるごとオーツ4.1g
出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

オーツミルクの糖質は比較的多く含まれています。

一般的には約4〜8gの糖質が含まれており、牛乳よりも高くなる場合も。少なくとも他の植物生ミルクよりかは高い傾向にありそうです。

糖質が高い原因は原料となるオーツ麦のでんぷんによるもので、添加物として甘みを加えているからでは決してありません。

人によってオーツミルクの糖質がメリットにもデメリットにも働く可能性もあります。この糖質について下記の記事でも詳しく書いていますのでぜひご覧くださ。

デメリット2:添加物が多い

オーツミルクに含まれている
代表的な添加物
  • 植物油脂
  • 炭酸カルシウム
  • 食塩
  • ビタミン・ミネラル
  • 香料
  • 乳化剤
  • 増粘剤

※全てのオーツミルクに共通しているわけではありません。

基本的にオーツミルクには添加物が含まれています。無添加のオーツミルクはほぼないと考えていいと思います。

もちろん私たちの体に害があるものは一切含まれていませんのでご安心ください。ただし添加物が含まれていると少し不安やデメリットを感じる方もいらっしゃるはずです。

下記記事でもどのような添加物が含まれているのか、添加物がなるべく入っていないオーツミルクはあるのかなど詳しくお伝えしています。

デメリット3:たんぱく質が少ない

100mlあたりタンパク質
牛乳
(食品標準成分表より)
3.3g
豆乳
(食品標準成分表より)
3.6g
アーモンドミルク
(glico アーモンド効果)
1.0g
alpro 砂糖不使用0.3g
まるごとオーツ0.8g
OATSIDE0.6g
minor figures0.4g
出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
glico アーモンド効果成分表

オーツミルクにはたんぱく質が少ししか含まれていません。

植物性ミルクの中でもかなりタンパク質が少ないです。そのため他の食事からたんぱく質は補う必要がありそうです。

もし植物性ミルクでたんぱく質が豊富に飲めたら嬉しい…という方がいたら、一番のおすすめは豆乳です。

しかしなぜ植物性ミルクの中でもオーツミルクは圧倒的にタンパク質が少ないのか…その理由については下記記事で詳しくお伝えしてます。

オーツミルクのその他のデメリット

実は栄養素に関するデメリットは他で補えるのでそこまでではありません。

オーツミルクの一番のデメリットは、

  • 輸入が多く値段が高い
  • 買える場所が少ない

この2点です。

デメリット1:輸入が多く値段が高い

オーツ麦の生産量から見ても、日本は326トン、全体の0.00001%しか生産していません。(2022年世界のオーツ麦総生産量26,385,330トン:FAOより)

北欧やオーストラリアなどオーツ麦が食卓に出る文化圏ではオーツミルク企業が次々と生まれるのも必然で、残念ながら日本初のオーツミルク企業はほとんどないと言っても過言ではありません。

そのため輸入に頼らざるを得ず、その分値段も高くなってしまいます。

デメリット2:買える場所が少ない

輸入が多いため、日本の販売代理店やディストリビューターも少ない現状です。

今ではalproやOATSIDE、そして明治のまるごとオーツなどスーパーやAmazonで買えるところも増えてきましたが、首都圏に集中しているのが現状です。

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