オーツミルクの糖質について|他の植物性ミルクよりも多い分メリット・デメリットはある?

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事実、オーツミルクに含まれている糖質は他の植物性ミルクと比べて比較的多いですそのためオーツミルクって太りやすい…?と感じる方も少なくありません。

ただしオーツミルクの糖質について知っておきたいことが以下の通り。

オーツミルクの
糖質について
  • 糖質は低血糖の方やここ一番という時に役に立つサポートにも
  • オーツミルクの糖質は他の植物性ミルクよりも比較的高いが、加糖なしで自然な甘さを感じる
  • 糖質は比較的高いが、食物繊維やカルシウムなど豊富な栄養素、ミネラルも得られる
  • 厚生労働省による1日の炭水化物(糖質を含む)摂取目安からしても、オーツミルクの飲み過ぎが糖質の過剰摂取にはなりづらい

オーツミルクの全栄養素について総まとめ!

目次

糖質が高いのになぜ甘い?オーツミルクの糖質と甘みの関係

オーツ麦から作られた植物性のミルク。あっさりしているのにほんのり甘い コーヒーにも
引用:X(旧twitter)

オーツだけでもほんのり甘い
引用:X(旧twitter)

みなさん口を揃えて、オーツミルクは「ほんのり甘い」と感じているようです。この「甘み」は決して砂糖によるものではありません。もともとオーツ麦に含まれるでんぷんによって自然な甘さを感じられるのです。

市販のオーツミルクの糖質量は、一般的に100mlあたり約4〜8gの糖質が含まれています。他の植物性ミルク(豆乳やアーモンドミルク)と比較しても若干高めですね。

糖質と炭水化物、そして糖類

結果的に炭水化物も多く見えるオーツミルクですが、炭水化物が多いからといって一概に「太りやすい」「ダイエットに不向き」とは言い切れません。

なぜなら炭水化物は「食物繊維」と「糖質・糖類」を合わせたものだから。(参考:日本食品標準成分表)

オーツミルクの糖質の分類

オーツミルクは優しい甘さを生み出している「でんぷん」だけでなく、食物繊維も比較的多く含まれます。そのため全体として炭水化物も多くなる傾向にあります。

そのどれもが自然な糖質、自然な食物繊維です。

オーツミルクは血糖値が上がりやすい?

オーツミルクは血糖値が上がりやすい飲み物ではありません。もちろんオーツミルクには糖質が含まれるので飲むことで血糖値は「正常に」上がります。この正常の範囲は人によって異なりますので注意しましょう。

  • 炭水化物の糖分がブドウ糖(グルコース)になり血液中に流れ、その血中のグルコース濃度が血糖値
  • オーツミルクは他の植物性ミルクに比べて糖質が多いが、GI値が低いオーツ麦が原料なので血糖値が上がりやすい飲み物ではない

糖質は大切な栄養素|こんな時にオーツミルクを飲むといい効果

  • エネルギーの源に
  • 集中力とパフォーマンスの向上
  • 運動後の回復
  • 満腹感・満足感

オーツミルクは他の植物性ミルクと比べて糖質が高いため、このような糖質のメリット・デメリットも知っておくといいかもしれません。

ただ、基本的にはオーツミルクで糖質を摂りすぎた、なんてことはあまり考えづらいです。なぜならオーツミルク100mlあたり約4〜8gの糖質が含まれていますが、1日1,000mlもオーツミルクを飲んでも糖質は40g〜80g程度。(※厚生労働省の炭水化物(糖質を含む)摂取量目安は、1日のエネルギー摂取量2,000kcalの場合約250〜325g、また300gを超えると過剰摂取による健康リスクが高まる

そして1日に1,000mlもオーツミルクを飲む人はそうそういないでしょう。糖質を気にしている方であれば、むしろ白米やパン、精製塩など高糖質・高GI食品を減らしていくことを意識した方が効率がいいはずです。

オーツミルクの時間別おすすめ食事法と効果

  • 起床後のエネルギー不足を補える
  • 食物繊維で朝から腸の調子を整える
  • グラノーラやフルーツと一緒に
  • コーヒーに混ぜてオーツミルクオレ

オーツミルクはそのまま飲むと、少し穀物のクセが感じられます。なのでおすすめは牛乳の代わりで料理に応用すると、そのクセが全くなくなり自然な甘さだけ感じられます!

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