オーツミルクの脂質は牛乳よりも比較的少ない傾向にあります。
ただし、種類やメーカーによって脂質量が異なります。
脂質が多いと太りやすい?と気になる方は以下をしっかりチェックしておきましょう。
脂質について
- 脂質は三大栄養素の一つ、適度な摂取が大切。摂りすぎると肥満の原因に。
- オーツミルクの脂質は家庭用・デイリー用であれば牛乳よりも比較的少ない
- 業務用・バリスタ用は植物油が添加されている分、脂質が比較的多い
- 脂質をなるべく控えたい方は「家庭用・デイリー用オーツミルク」を選ぼう
オーツミルクの全栄養素について総まとめ!
オーツミルクの脂質について
オーツミルクの脂質は比較的牛乳よりも少ない傾向にあります。
脂質は三大栄養素の一つ、私たちの体に大切なエネルギーをもたらしてくれる栄養素です。
近年ではその脂質の摂りすぎによる肥満が問題になってますね…その傾向は年々増え続けているみたいです。
もちろん飲み過ぎには注意したいところですが、脂質を控えたい方にとっては嬉しい植物性ミルクと言えそうです。
オーツミルクは?
結論、alproオーツミルクの砂糖不使用タイプが一番脂質が低いです。
今やalproは全国展開してスーパーでも良く見かける数少ないオーツミルクとなりました。
手軽に買えて脂質も抑えられる、なおかつ他の栄養素も豊富なので一石二鳥、いや三鳥四鳥ですね!
オーツミルクの脂質はどこから?
オーツミルクの脂質は、添加された植物油脂に由来するのがほとんどです。
オーツミルクとは、オーツ麦(えん麦・燕麦)から製造された植物性ミルク。
このオーツ麦にも脂質が含まれているため、オーツミルクの脂質はオーツ麦由来と思う方もいらっしゃいます。
メーカーによって様々ですが、オーツミルクには植物油脂が基本的に添加されています。
植物油脂が添加されている?
詳しくはオーツミルクの添加物についての記事でお伝えしていますが、植物油脂がないと正直飲みづらく美味しくないです。
まろやかさがないというか…サラッとしすぎて美味しいとは感じられません。
オーツミルクの脂質はいい脂質?
脂質は大きく分けると、
- 飽和脂肪酸(Saturated Fat:常温で固まる)
動物性油脂に含まれていることが多い - 不飽和脂肪酸(Unsaturated Fat:常温で固まらない)
植物性油脂・魚に含まれていることが多い
の二つに分けられます。
どちらも重要な栄養素であることは間違いありませんが、過剰な飽和脂肪酸が血中コレステロールを増加させ健康に良くない影響を与える可能性が示唆されています。
オーツミルク企業のほとんどが脂質の記載はあっても、残念ながら上記のどちらかが明記されているオーツミルクはほとんどありません。
家庭用と業務用で脂質の量がかなり違う理由
(100ml) | タイプごとの脂質量||
---|---|---|
家庭用 デイリー用 | alpro 砂糖不使用 | 1.1g |
まるごとオーツ | 1.7g | |
業務用 バリスタ用 | OATSIDE | 3.2g |
minor figures | 2.2g |
「家庭用」と「業務用」で脂質を比較すると、約2倍〜3倍程度「業務用」オーツミルクの方が多い傾向にあります。
なぜ業務用オーツミルクは脂質が多くなる傾向にあるかというと、エスプレッソなどコーヒーと混ぜる前提で作っているからです。
この油分がないと
- 味が薄く、コーヒーとのバランスが悪くなる
- とろみがなくシャバシャバしてしまう
- ラテアートが描きづらくなる可能性がある
というカフェやコーヒー屋さんにとってデメリットになってしまいます。
もちろん好みもあるので、家庭用のオーツミルクとコーヒーを混ぜたカフェオレが好き!という方もいらっしゃるはずです。ご自宅ようであればどちらでももちろん構いません。
ただしもし開業予定の方、これからオーツミルクを店舗に導入しようと思っている方は、業務用で一度調整していただくことをおすすめします…!