結論、オーツミルクには基本的に植物油など添加物が入っています。理由は後ほど解説しますが、簡単に説明すると以下の通り。
- 添加物で調整しないと美味しくない
- 添加物がないと保存が難しく安全性が保てない
もちろん、添加物といっても健康を害するものは含まれていません。どういった添加物が入っているのか、なぜオーツミルクには添加物が不可欠なのか、解説していきます。
添加物が少ない
おすすめのオーツミルク
OATSIDEの原材料・添加物一覧
- オーツ麦
- 植物油脂(菜種油)
- 食塩
- リン酸カリウム
- 炭酸カルシウム
保存料、酸化防腐剤、増粘剤、乳化剤、香料など一切入っていないオーツサイド。カフェでもよく見るブランドになりましたね!詳細は以下のリンクからご覧ください。
オーツミルクにはどんな添加物が入っているのか
添加物と使用用途 | オーツミルクに含まれている|
---|---|
ひまわり油など | 植物油口当たりを滑らかにするため |
炭酸カルシウム | カルシウム調整のため |
食塩 | 味を調整するため |
ビタミン・ミネラル | 栄養成分を補強するため |
(香料) | オーツ麦独特の香りを調整するため |
(乳化剤) | 水と油を溶け合わせるため |
(増粘剤) | とろみを出すため |
含まれているわけではありません。
オーツミルクには上記の添加物が含まれていることがあります。特に以下の4つはオーツミルクでよく見る添加物です。
- 植物油(ひまわり油など)
- 炭酸カルシウム
- 食塩
- ビタミン・ミネラル
香料や乳化剤、増粘剤を始め、保存料、酸化防腐剤、安定剤なども市販のオーツミルクには含まれる場合があります。
目的・使用用途について
各添加物について、正しく理解していただくためにもより詳しい記事をご紹介します。詳細を知りたい方は各リンクからご確認ください。
なぜ油成分がオーツミルクに含まれている?
ご覧の通り、現在日本で買えるオーツミルクには添加物として全て油成分が入っています。なぜ植物油を含ませているかというと、「水っぽさを軽減し滑らかな口当たりにすることで美味しく感じられる」から。
実際植物油など油成分がないとシャバシャバしたり、見た目はどろっとしてるのに口の中では甘さなど感じられず水っぽい味わいになってしまいます。
無添加のオーツミルクはあるのか?買えるのか?
結論、無添加のオーツミルクはスーパーなど市販では売られていません。あったとしても市場に出回っていないものでしょう。1年間の賞味期間で長く保存できるのはオーツミルクの特徴ですが、添加物がなければここまで長く持たないでしょう。
無添加=オーガニックではない!
JAS認証もオーガニックではない
無添加であることは、オーガニックまたはJAS認証を受けていることではありません。
またこれらはファッション的な要素で消費されるものではありません。本当に必要な人たちに向けてメーカー側や私たちメディア側も意識していくべきですね。
そもそも無添加にするのはかなり難しい
オーツミルクを始め、スーパーで販売されているような飲料には添加物が含まれています。添加物を加えなければ日持ちもせず流通の過程で味が落ちてしまうなど、品質を保つことができません。
搾りたてのジュースのようにその場ですぐに飲むのであれば添加物は確かに必要ありません。しかし私たちが安心して安全に美味しい飲み物を飲むためには添加物は欠かせない存在なのです。
添加物は入っているけど、妊娠中の飲んでも大丈夫?
結論、オーツミルクは赤ちゃんにとっても妊婦さんにとっても問題ない、優しい飲み物です。ただし注意点があるので、詳しくはこちらの記事でご確認ください。
添加物の少ないおすすめのオーツミルク

現在様々なカフェでもよく見るようになったOATSIDE(オーツサイド)。実は原材料・添加物がこれだけなんです。
- オーツ麦
- 植物油脂(菜種油)
- 食塩
- リン酸カリウム
- 炭酸カルシウム
保存料、酸化防腐剤、増粘剤、乳化剤、香料など一切入っていないのに、安定した美味しさで大人気です。

OATSIDEの注意点
パッケージの成分表示表に「一部小麦を含む」という記載があります。つまりOATSIDEはグルテンフリーのオーツミルクとは言い切れないかもしれません。
小麦アレルギー・グルテン不耐症などアレルギーをお持ちの方は注意しましょう。