注目を浴びているオーツミルク、その栄養素も目を見張るものがあります。
牛乳や他の植物性ミルクを比較すると、このような栄養素の特徴がオーツミルクには見られます。
まとめると、オーツミルクは傾向として
- 食物繊維やカルシウム・糖質を多く含む
- GI値・カロリーが低く、コレステロールは0
という栄養素の特徴があります。
ただし気をつけたいのは、一概に栄養素が多いから良い・少ないからヘルシーとは言えないこと。人によって何の栄養素が必要なのかは違うはずです。
オーツミルクの栄養①:食物繊維について
オーツミルクとは、オーツ麦(和名:えん麦・燕麦)を原料とした植物性ミルクです。
このオーツ麦は穀物の一種、食物繊維も豊富に含みます。豆乳やアーモンドミルク、そして牛乳には食物繊維はほとんど含まれません。
そのため食物繊維を摂っていきたい!という方にとってオーツミルクは最適な飲み物と言えそうです。
オーツミルクの栄養②:カルシウムについて
オーツミルクにはカルシウムも豊富に含まれます。牛乳と同じくらいか、それ以上のカルシウムが含まれるのはとても意外ですよね!
ただしカルシウムはマグネシウムとのバランスが大切です。カルシウム:マグネシウム=2:1の割合でこれら栄養素が体の内側でよく働きます。
残念ながらマグネシウムは多く含まれませんので、他の食材で補う必要があります。
オーツミルクの栄養③:糖質について
糖質は少ない方がいい、と思う方も多いかもしれません。
糖質は体のエネルギー源として大切な栄養素の一つです。少し体にエネルギーが欲しい時、もう一踏ん張りしたい時こそ糖質の出番。
何より低血糖を防ぎたいという方は糖質の補給がおすすめです。オーツミルクはその助けとなるでしょう。
オーツミルクの栄養④:コレステロールについて
特にダイエット、肥満気味の方はコレステロールを気にする方も多いですよね。
牛乳にはコレステロールが含まれる一方、オーツミルクには一切含まれません。
オーツミルクの栄養⑤:カロリーについて
オーツミルクは牛乳と比べて比較的カロリーは低いでしょう。
ただしカロリーは添加物などにより変わりやすい数値です。業務用・カフェバリスタ用のオーツミルクはその点添加物が多く含まれますので、カロリーは比較的高くなりそうです。
カロリーをなるべく抑えたい、という方は家庭用・デイリー用のオーツミルクをおすすめします。
オーツミルクの栄養⑥:GI値について
オーツミルクのGI値に関して、実は正式な数値として公表はされていません。ただし原料となるオーツ麦が低GIの食物として定められているため、オーツミルクも低GI値であると予想します。
なのであくまで予想であることはご了承ください。