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OATSIDE(オーツサイド)の口コミと販売店!コストコでも売ってる?新生オーツミルクを調査

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今日本で業務用・バリスタ用の中で値段的に一番買いやすいOATSIDE(オーツサイド)、気になっているカフェオーナーにオーツミルクファンも多いはず。実は私たちオーツミルクラボ、オーツサイドが日本上陸時から目を付けており、以来ずっとその後を追っていました。

そんな経験からOATSIDE(オーツサイド)を日本一(いや世界一)知れる記事を作りました。

この記事でOATSIDEの全てが知れるはず!カフェオーナーもオーツミルクファンもぜひ参考にご覧ください。

目次

OATSIDE(オーツサイド)とは|オーツミルクはどこで買える?コストコは?販売店について

オーツサイドの商品画像

OATSIDE(オーツサイド)とは、2020年に始まったシンガポール発のオーツミルクです。特徴は以下の通り。

  • 味が濃厚、口当たりもまったり
  • コーヒーはもちろん、普段の料理にも合う
  • 保存料や香料、乳化剤、増粘剤不使用

健康にも地球にも優しい飲み物、それがOATSIDEのオーツミルクです。

日本の多くのカフェで使用されており、2022年の上陸以降その人気は右肩上がりです!

どこで買える?コストコは?販売店について

OATSIDE(オーツサイド)
販売場所一覧
Amazon3,012円(1,000ml x 6本)
1本あたり約502円
カフェなど
取扱店舗
600円〜800円(1本あたり)
コストコ※期間限定で販売された模様
2025年3月現在
地域によって在庫状況が異なります

OATSIDE(オーツサイド)を買う場合、家庭でもカフェでも基本的にAmazonが一番買いやすいでしょう。スーパーやカフェなどの販売店では1本単位で買えますが、その分若干高い値段になる傾向です。

ご自宅で毎日楽しみたい方はAmazonで、ちょっと試しに買ってみたい方は近くのスーパーまたはカフェで在庫を聞いてみましょう!

期間限定のキャンペーンなど

基本的にキャンペーンと銘打ったものは行なっていない模様です。Amazonでは不定期で10%〜20%安くなることが今までありました。

コストコで期間限定でOATSIDE(オーツサイド)が販売イベントを行なっていたみたいですね!※常設ではないのでいつも買えるわけではなさそうです。

https://twitter.com/niconico25s/status/1823417065929367663

OATSIDE(オーツサイド)の口コミ|実際に飲んでみた感想

オーツサイドの商品画像

OATSIDE(オーツサイド)を販売しているAmazonのレビューを参考に、いい口コミと悪い口コミの一部をまとめました。

いい口コミ
  • 美味しい
    一度でいいから使ってみて欲しいです!
  • カフェで勧めてもらいました
    あるカフェで頼んだオーツミルクラテがとても美味しく、お店の方に聞いたら、こちらの商品でした。とてもおすすめです。
  • 美味しい
    コストコで試飲のプレゼンをしていて購入。めっちゃ美味しい!その時は3本セットで購入。無くなったのでコストコに行ったけど常時販売はないようです。ネットで探してこちらを発見。コーヒーにいれてオーツミルクカフェオレもいけるし、オーバーナイトオートミールにしてもコクがあって非常に美味しいです。市販のものは匂いも味も苦手でしたが、これは自然な甘みもあり本当に美味しい。無くなったらまたリピートします。

悪い口コミ

  • 商品の状態が悪すぎる
  • 破損
    この手の紙パックは扱いが悪いと写真の様に壊れます。ダンボールパッケージの飲み口側にシールなど貼って注意させた方が良いと思う。

Amazonの口コミでは圧倒的にいい口コミが多く見受けられました。他SNSでも同じような口コミが何件も寄せられていたので、品質や味は間違いなさそうです。

ただし、パッケージの破損について言及している口コミはいくつか散見されました。

日本製造ではなく輸入品になるため、パッケージ包装のダメージは避けられなさそうですね…

オーツサイドを冷蔵庫に保管するときの
超重要ポイント
オーツサイドの商品画像

開封した後冷蔵庫に保管する際は必ず垂直に立つように入れましょう!環境に配慮されたパッケージであるがゆえに注ぎ口が水分に弱くなっています。

私も経験したんですが、横に(つまり長辺を下に)置くと注ぎ口にオーツミルクが行き、時間が経つと、その注ぎ口が水分でふやけて漏れ出す、もしくは腐敗が進みやすくなります。

せっかく開けたばっかなのにいつの間にか冷蔵庫がオーツミルクでビシャビシャに…と私の二の舞にならないよう気をつけましょう泣

OATSIDE(オーツサイド)を実際に飲んでみた!正直な感想レビュー

オーツサイドでカレーを作っている様子
OATSIDE(オーツサイド)
を飲んでみて…
  • 味わい:想像以上のクリーミーさ!
  • 見た目:おしゃれなパッケージに惹かれる!
  • コスパ:お値段以上の満足感!
  • 料理との相性:意外な使い道が広がる!

1. 味わい – 想像以上のクリーミーさ!

初めてOATSIDEを口にした瞬間、「え、これオーツミルク!?」って驚いちゃいました。これまで試したオーツミルクの中でダントツにクリーミーさが際立っています

普通のオーツミルクって少し水っぽさがあったり、独特の穀物感が強かったりするんですが、OATSIDEはそんな心配はありません。コーヒーに入れても分離せず、しっかりとしたコクと自然な甘みがあって、ミルクティーにしても抜群に合います。

そして個人的に嬉しいのが後味のクリーン感!変な後味が残らないので、朝の一杯としても気持ちよく飲めます。スッキリしているのにコクがある、という絶妙なバランスが素晴らしい!

★★★★★
味わい点数:5/5点

2. 見た目 – おしゃれなパッケージに惹かれる!

はっきり言ってインスタ映え抜群です!シンプルでありながらモダンなデザインのパッケージは、冷蔵庫に置いておくだけでちょっとおしゃれな気分になれます✨

注いだときの色合いも良くて、コーヒーに入れたときのグラデーションが絶妙。ラテアートをする人にとっても扱いやすい質感だと思います。

唯一気になるのはパッケージが少し潰れていることがあることかな?でもそれ以外は文句なしのデザイン性の高さです!

★★★★☆
見た目点数:4.5/5点

3. コスパ – お値段以上の満足感!

正直、最初は「ちょっとお高めかな?」と思いましたが、使ってみると納得のクオリティ。一般的なオーツミルクと比べると確かに少し高めですが、その分の価値は十分にあります

特にコーヒーや紅茶に入れるとき、少量でもしっかりとしたコクが出るので、意外と長持ちするんですよね。安いオーツミルクだとたくさん入れないと物足りないこともありますが、OATSIDEならそんな心配なし!

また体調や気分が良くなることを考えると、この価格は健康投資として十分アリだと思います。毎日のちょっとした贅沢として続けやすい価格帯です。

★★★★☆
コスパ点数:4/5点

4. 料理との相性 – 意外な使い道が広がる!

飲むだけじゃもったいない!OATSIDEは料理にも大活躍なんです。私が試した中で特におすすめなのは以下の使い方:

  • 朝食のグラノーラやシリアルに
  • スムージーのベースに(特にバナナとの相性が抜群!)
  • パンケーキやワッフルの生地に混ぜる
  • ポタージュスープを作るときの牛乳代わりに
  • カレーやシチューのコクを出すために少し加える

特にビックリしたのは、パスタソースに少し加えるとまろやかになること!アーリオオーリオにちょっと足すだけで、高級感のある仕上がりになります。植物性なのに不思議とコクが出るんですよね。料理好きな方は、ぜひいろんな料理に試してみてください。新しい発見があるはずです!

冬ならこんな楽しみ方も…!
オーツ鍋!

オーツサイドで鍋の素を作っている様子

ちょっと驚きかもしれませんが、このオーツサイドのオーツミルク、実は出汁との相性が抜群です。

冬場はよく鰹出汁とオーツサイドを混ぜてオーツ鍋を楽しんでいます。さらにさらに!キムチの素もそこに入れてキムチオーツ鍋、なんてのも最高です。

入れる具材はなんでも合います。白菜、レンコン、しらたき、鶏肉豚肉牛肉…お腹が減ってきました

★★★★★
料理との相性点数:5/5点

総合評価:4.5/5点

OATSIDEは、「オーツミルクって苦手…」という方にこそ試してほしい一品です!クリーミーさ、自然な甘み、そして料理との相性の良さは他のオーツミルクと一線を画しています。

特に毎朝のコーヒーや紅茶が日課という方には、生活の質を確実にアップしてくれる逸品だと思います。見た目もおしゃれで気分が上がるし、体にも優しい。若干お値段は張りますが、それ以上の満足感があります!

健康志向だけど味も妥協したくない!という方に、自信を持っておすすめできるオーツミルクです。ぜひ一度試してみてください!

OATSIDE(オーツサイド)オーツミルクの栄養・成分について

オーツサイドの商品画像
牛乳よりも多い成分
  • 炭水化物
  • 食物繊維

牛乳よりも少ない成分

  • コレステロール
  • タンパク質
  • カルシウム
(100mlあたり)牛乳OATSIDE
カロリー61kcal62kcal
脂質3.8g3.2g
コレステロール12.0mg0mg
総炭水化物4.8g8.1g
-糖質4.8g7.3g
-食物繊維0.0g0.8g
タンパク質3.0g0.6g
食塩相当量0.1g0.1g
カルシウム110mg98mg
OATSIDEと牛乳の成分表示表の比較
出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

どちらも栄養豊富な飲み物、それぞれ特徴がありそうです。

OATSIDEの特徴は牛乳に比べて炭水化物の割合が多いこと。ダイエットを意識している方は飲み過ぎに気をつけたいですし、逆に育ち盛りの子どもにはいい元気の源にもなりそうです!

ちなみにどのオーツミルクにも共通して、食物繊維が多く、タンパク質が少ない特徴があります。

元はオーツ麦、植物性タンパク質は動物性タンパク質より少ない分、食物繊維は植物からは取りやすいですね。

OATSIDE(オーツサイド)はグルテンフリー?

結論、公式からの回答がないため現状は分かりません。さらにオーツ麦自体はグルテンフリーですが、必ずしもオーツミルクがグルテンフリーであるとも限りません。

オーツミルクを製造している工場でよく小麦など他製品も製造加工をしている場合を見かけます。

オーツ麦を製造する過程ではグルテンは発生しないものの、同工場内で意図していない混入が発生しうる(コンタミネーション)ため、100%グルテンフリーであるとは言い切れない状況です。

私たちからも公式へ問い合わせてみますが、グルテン不耐症の方、グルテンアレルギーの方は要注意です…!

添加物について

OATSIDEは添加物が少ない業務用・バリスタ用オーツミルクです。保存料、酸化防腐剤、増粘剤、乳化剤、香料は一切含まれていません。

  • 炭酸カルシウム:カルシウムを加えるため
  • リン酸カリウム:pHを調整するため

この2つがOATSIDEのオーツミルクに加えられている添加物です。どちらも体に害を及ぼすような食品添加物ではもちろんありません。

OATSIDE(オーツサイド)の会社や歴史について

オーツサイドの会社情報
OATSIDE
会社情報など
本社インドネシア
CEOBenedict Lim
設立2020年ごろ
日本上陸2022年秋ごろ
日本
販売者
六甲バター株式会社
オーツ麦産地オーストラリア・パース
製造工場インドネシア・バンドン
世界での主な市場インドネシア・フィリピン・シンガポール・台湾・ベトナム・タイ・日本

比較的新しい会社のOATSIDE。まさにオーツミルクのスタートアップであり、ユニコーン企業です。現在世界を席巻しているオーツミルク企業は、アジアでの売上に頭を悩ませている現状です。そこに現れたOATSIDEはローカライズとマーケティングを要としたアジア市場でのビジネスに勝ち筋を見出しました。

今アジアで一番アツいオーツミルクといっても過言ではありません。この数年でかなり勢いを伸ばしている様子は、日本でも垣間見ることができるでしょう。

オーツミルク企業「Oatside」の設立と背景

Oatsideは、2020年にシンガポールで設立された比較的新しいオーツミルクブランドです。創業者のベネディクト・リムは、元ヘインツABCインドネシアのCFOという経歴の持ち主。コーヒー好きの彼は、さまざまな植物性ミルクを試す中でオーツミルクのクリーミーな食感に魅了されました。

既存のオーツミルクブランドの味や食感にばらつきを感じていた彼は、アジア人の味覚に合う、より美味しく環境にも優しいオーツミルクを作りたいと考え、自宅での実験を開始。パンデミック初期のロックダウン中、50回以上の試作を重ね、理想のレシピを完成させました。

その後約1年をかけて自社生産ラインを構築し、2022年2月にシンガポールのスーパーマーケットやカフェでOatsideのデビューを果たしました。

2020年
ベネディクト・リムがシンガポールでOatsideを設立

2020年~2021年
自宅で50回以上の試作を重ね、理想のレシピを完成

2021年
プレシリーズAで2,200万シンガポールドルの資金調達

2022年2月
シンガポールの小売店やカフェでOatsideの販売開始

2023年2月~3月
日本市場に参入、Amazon Japanなどで販売開始

2024年8月
シリーズBで3530万米ドルを調達し、アジア太平洋地域での拡大へ

Oatsideの大きな特徴は、「フルスタック」のオーツミルクブランドであることです。原材料の調達からオーツ麦の抽出、製造、包装まで全工程を自社で管理することで、製品の品質と味の一貫性を保っています。またインドネシアのジャワ島にある山から天然の湧き水をパイプラインで自社工場まで引くという独自の取り組みも行っています。

Oatsideの製品ラインナップ

Oatsideはさまざまなニーズに応えるため、多彩な製品を展開しています。どの製品も植物由来で、乳糖不使用、トランス脂肪酸ゼロ、コレステロールフリー。さらに、人工香料、ガム、乳化剤、保存料、着色料は一切使用していません。原料はオーストラリア産のオーツ麦と天然の湧き水で、ハラル認証も取得しています。

クリーミーで泡立ちの良い特別配合。コーヒーや紅茶に最適です。バリスタからも支持されており、きめ細かいマイクロフォームを作れます。

日本で発売されているのは、バリスタブレンドとチョコレートのみ。

その他にも、Oat Latte、Mocha、Caramel Macchiato、Chocolate Maltなどのフレーバーや、オーツ麦由来のアイスクリーム(チョコレート、ピーナッツバター&クッキー生地、コーヒー&ミニチョコレートチップ)も展開。また、外出先でも便利な200mlのポケットパックも提供しています。(日本では発売されていません)

サステナビリティへの取り組み

Oatsideの企業理念の重要な柱の一つがサステナビリティです。オーツミルクは牛乳と比較して環境負荷が低いという特徴を持ちますが、Oatsideはさらに以下のような取り組みを行っています。

これらの取り組みを通じて、Oatsideは「持続可能であることを意識させないほど美味しい」オーツミルクの提供を目指しています。多くの消費者が環境に優しい選択肢を無理なく選べるようにすることが、同社の重要な理念です。

まとめ

Oatsideはシンガポール発の革新的なオーツミルク企業として、設立からわずか数年でアジア太平洋地域の主要プレーヤーへと成長しました。日本市場への参入はまだ初期段階ですが、オーツミルク市場の成長性とOatsideの持つ製品力、企業理念、サステナビリティへの取り組みは、今後の日本市場での成功への可能性を示唆しています。

特にOatsideの強みである「美味しさ」と「サステナビリティ」を効果的に伝え、日本の食文化や消費者のニーズに合わせた製品開発を行うことが日本市場でのさらなる成長の鍵となるでしょう。今後の展開が楽しみなブランドの一つです。

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