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オーツミルクラテの作り方|失敗しない比率・温度・おすすめ銘柄(スタバの頼み方も)

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オーツミルクラテとは?スタバのカスタムなど
  • 比率の目安:オーツミルク約150ml × エスプレッソ約30〜40ml。まずはこの黄金比から。
  • 温度のコツ:過加熱は分離や風味低下の原因に。60〜65℃を意識して温めるとやさしい甘みが出やすいです。
  • スタバのポイント:「スターバックス ラテ」はオーツ変更が無料の扱い、その他の多くのドリンクは+料金のことがあります(詳細は本文の早見表へ)。

    オーツミルクラテは、やさしい甘みとすっきりした口当たりが魅力のカフェドリンクです。家でもコツさえつかめば、フォームのきめ細かさや味のまとまりを再現しやすくなります。まずは比率・温度・ミルク選びの3点をおさえて、失敗しない一杯から始めましょう。

    種類代表銘柄例泡立ちの傾向味の傾向無加糖表示強化(Caなど)向いている用途ひとこと
    バリスタ用(ラテ向け)OATSIDE Barista / Minor Figures Barista / Alpro Baristaきめ細かい泡が作りやすいコクが出やすく、コーヒーとまとまりやすい無加糖タイプあり製品により有ラテ/カプチーノ/アレンジ全般まずはここから。フォーム性で失敗が減ります
    一般用(そのまま飲用向け)明治 まるごとオーツ / Kirkland Organic Oat Milk など泡は控えめさっぱり・やや軽め無加糖タイプあり製品により有シリアル/料理/アイスラテ(軽め)ラテ可だが、泡重視ならバリスタ用が扱いやすい

    ミルク選びは出来上がりを大きく左右します。まずは ラテ向け“バリスタ用”オーツの選び方無加糖表記の見分け方をチェックしておくと安心です。

    目次

    先に結論|ラテは「比率・温度・ミルク選び」でほぼ決まります

    一言でいうと:オーツ150ml : エスプレッソ30〜40mlの比率を守り、オーツは60〜65℃に温め、できればバリスタ用を使うと安定します。

    • 比率:牛乳より軽めの口当たりなので、コーヒーが勝ちすぎない1:4〜1:5付近が始めやすいです。
    • 温度:過加熱は分離や風味低下の原因。指先の温感だけに頼らず、温度計や電子レンジ短時間×数回での小刻み加熱が無難です。
    • ミルク:フォーム性の高い「バリスタ用」だと、きめ細かな泡と口当たりの良さにつながりやすく、失敗が減ります。

    この3点をそろえるだけで、家ラテの仕上がりはぐっと安定します。先に器具を増やすより、まずは比率と温度から整えるのがおすすめです。

    基本レシピ|ホット&アイス(所要5分)

    材料(1杯分)

    • オーツミルク:150ml(無加糖推奨)
    • エスプレッソ:30〜40ml(または濃いめのドリップ50〜70ml)
    • お好みで甘味:はちみつ/黒糖/シロップ など少量
    • (アイス用)氷、耐熱グラス

    手順(ホット)

    1. カップを温めておく。
    2. エスプレッソを抽出(30〜40ml)。
    3. オーツミルクを60〜65℃まで温める(電子レンジは短時間×数回でムラを減らす)。
    4. ミルクフォーマーや泡立て器で軽く泡立てる(過剰攪拌は分離の原因)。
    5. エスプレッソに静かに注ぎ、表面を整える。甘味は最後に味を見ながら。

    手順(アイス)

    1. グラスに氷を入れる。
    2. 濃いめに抽出したコーヒー(エスプレッソ推奨)を先に注ぐ。
    3. 冷やしたオーツミルクを静かに注ぐ(2層を楽しむなら氷に沿わせて)。
    4. 薄まり対策として、コーヒーはやや濃いめ・氷は大きめが◎。

    うまく泡立てるコツ

    • 温度:冷えすぎ/熱すぎは泡立ちにくい。ホットは60〜65℃、アイスは常温→注いで冷やすと層が作りやすいです。
    • 注ぎ方:最初は低く、仕上げにやや高めから細く注ぐと、きめ細かい表面に。
    • ミルクの種類:泡を重視する日は「バリスタ用」を。一般用は軽やかな口当たりに仕上がります。

    片付けと保存

    • 作り置きは風味が落ちやすく衛生面のリスクもあるため、その都度作るのが安心です。
    • 余ったオーツミルクは冷蔵で保存し、パッケージ記載の目安にそって早めに使い切りましょう(参考: 未開封・開封後の保存ガイド)。

    次のセクションでは、“バリスタ用”の意味と銘柄の使い分けスタバでの頼み方(無料/有料の境界)抹茶/チャイのアレンジを詳しくまとめます。

    “バリスタ用”って何が違う?おすすめ銘柄の使い分け

    同じオーツミルクでも、泡立ちやすさ(フォーム性)と味のまとまりが大きく変わります。

    ラテをきれいに仕上げたい日は「バリスタ用」を、軽やかに飲みたい日は「一般用」を選ぶとイメージ通りになりやすいです。

    フォーム性の違い(たんぱく質・脂質・安定剤の影響イメージ)

    • たんぱく質:泡の“骨格”づくりに関わり、含有が適度だと細かい泡が立ちやすい傾向。少なすぎると泡が弱く、過剰でも重く感じることがあります。
    • 脂質(油分):コクや舌ざわりに寄与。適量なら口当たりがまろやかになり、過多だと泡が壊れやすい場合があります。
    • 安定剤・乳化:泡の持続や分離の起きにくさを助ける処方があり、“バリスタ用”はフォーム性を意識した設計が多め。口当たりや後味には製品差が出ます。
    • 糖・香りの設計:無加糖はコーヒーの風味がダイレクト。甘みや香料入りは“そのまま飲んでも美味しい設計”で、ラテでは味の輪郭がやや丸くなります。

    ※配合は銘柄ごとに異なります。「無加糖」「バリスタ」などの表示や、原材料・栄養成分はラベルで確認しましょう。

    銘柄ミニ比較(ラテ用途の目線で)

    タイプ製品例フォーム性味の傾向無加糖表示強化(Caなど)相性の良い使い方メモ
    バリスタ用OATSIDE Barista高い(きめ細かい泡にしやすい)コク◎、コーヒーの苦味とまとまりやすいラインにより有ラインにより有ラテ/カプチーノ/ラテアート練習まずは“失敗しにくい”代表格
    バリスタ用Minor Figures Barista高い(安定感あり)すっきり寄りで後味クリーンラインにより有ラインにより有毎日のホットラテ/アイスも◎バランス型、幅広い豆と相性
    バリスタ用Alpro Barista高い(ミルクフォーマーとの相性良)まろやかで馴染みやすいラインにより有ラインにより有フォーム重視のホット、やさしい甘みやや甘みを感じたい人に
    一般用明治 まるごとオーツ中〜控えめ軽やか、さっぱり無加糖タイプ有ラインにより有アイスラテ/シリアル/料理軽めの口当たりを楽しみたい日に
    一般用マルサンアイ オーツミルク中〜控えめすっきり、雑味少なめ無加糖タイプ有ラインにより有カフェオレ風/そのまま飲用軽快な飲み心地で日常使い向き

    ※「フォーム性」「味の傾向」はラテ用途の一般的な印象です。製品改良やライン差で変わることがあります。

    選び方のコツ(ラベルでここを見る)

    1. 「バリスタ(Barista)」表示:泡立ちと混ざりやすさを重視するなら最優先。初めての家ラテはバリスタ用+無加糖が扱いやすいです。
    2. 「無加糖」表示:コーヒーの風味を活かしたい/甘さは後で調整したい人に。砂糖や香料入りは“そのまま飲んで美味しい設計”で、ラテは丸い印象に。
    3. 栄養強化(Ca・ビタミンDなど):日常の栄養バランスを意識する人に。味の出方が微妙に変わることがあるため、まずは小容量で相性チェックを。
    4. 原材料の油脂:コクは出やすい一方、泡の軽さには影響することも。ホットでフォーム重視なら油脂控えめ・バリスタ用を選ぶと狙い通りになりやすいです。
    5. 用途で選ぶ:ホットのラテアート練習→バリスタ用。アイスで軽やかに→一般用でもOK。チャイや抹茶など味を乗せるアレンジは、すっきり系が相性◎。

    「今日はきめ細かな泡でリッチに? それとも軽やかに?」――そんな気分でバリスタ用/一般用を使い分けると、仕上がりの満足度が上がります。まずは1〜2銘柄を小容量で試し、好みの豆に合わせて最適解を更新していきましょう。

    スタバでの頼み方:オーツ変更“無料/+55円”の境界

    店舗や時期で変わる可能性はありますが、一般的には「スターバックス ラテ」だけオーツ変更が無料の扱いで、それ以外の多くのドリンクは+55円になることが多いです。心配なときは注文時に一言たずねると安心です。

    無料になるメニューと条件(例:スターバックス ラテ)

    • スターバックス ラテ:ベースのラテはミルク変更(オーツ/豆乳/アーモンド等)が無料の扱い。
    • サイズやカスタムを追加した場合でも、ミルク種の変更自体は無料というケースが多いです。
    • ただし、期間限定メニューや一部商品は対象外の場合があります。

    有料になるメニューと注意点

    • ラテ以外の多くの定番・季節メニュー:オーツ変更が+55円の扱いになることが一般的です。
    • フラペチーノ:オーツ変更は+料金の対象になりやすいです。商品により扱いが異なることがあります。
    • 同じ“ラテ系”でも、商品固有名(例:◯◯ラテ、ティーラテ等)によって扱いが違う場合があります。
    • 価格や条件は告知なく変更・地域差が生じることがあります。会計時に確認しましょう。
    メニュー種別オーツ変更目安料金備考
    スターバックス ラテ無料の扱い+0円ミルク種をオーツ等に変更しても基本無料
    上記以外の多くのドリンク有料の扱い+55円商品により対象外・料金差がある場合あり

    ※上表は編集時点の一般的な運用イメージです。店舗・時期・商品で異なるため、注文時に最新の扱いをご確認ください。

    迷わない注文フレーズ例(店頭でそのまま使える言い回し)

    • スターバックス ラテをオーツミルクでお願いします。
    • 「(商品名)をオーツミルクに変更できますか?」
    • 「オーツ変更は無料(または+料金)になりますか?」
    • 「ラテは無料で、フラペチーノは+料金という理解で合っていますか?」

    アレンジ2選:抹茶/チャイで“カフェ味”

    ベースのラテにひと手間を加えるだけで、カフェのような満足感に。比率はあくまで目安なので、甘さや濃さはお好みで微調整してください。

    抹茶オーツラテ:溶き方・ダマ防止・二層の作り方

    • 目安比率(ホット1杯):抹茶パウダー 2〜3g(小さじ1弱〜1)/湯 20〜30ml/オーツミルク 150ml(無加糖推奨)/甘味 少量
    • 下ごしらえ:抹茶はふるいで一度こすとダマになりにくい。湯は70〜80℃程度で溶いてから甘味を加えると、均一に馴染みます。
    • 作り方(ホット):抹茶ベース→オーツミルクを60〜65℃に温めて注ぐ→軽く混ぜて仕上げ。
    • 作り方(アイス・二層):グラスに氷→抹茶ベース→冷やしたオーツミルクを氷に沿わせて静かに注ぐと二層が作りやすい。
    • コツ:抹茶は苦味が立ちやすいので、甘味は控えめ→最後に微調整が失敗しにくいです。

    チャイオーツラテ:スパイスの入れ方・甘みの合わせ方

    • 目安比率(ホット1杯):紅茶(茶葉またはティーバッグ) 濃いめに抽出 60〜80ml/シナモン・カルダモン・ジンジャー等 少々/オーツミルク 150ml/甘味 少量
    • 下ごしらえ:小鍋で紅茶とスパイスを2〜3分弱火で煮出して濃いベースを作る。スパイスは入れすぎず、まずはひとつまみから。
    • 作り方(ホット):オーツミルクを60〜65℃に温め、チャイベースに注ぐ。最後に味見をして甘味を微調整。
    • 作り方(アイス):チャイベースをしっかり冷やす→氷→オーツミルクを注ぐ。濃いめに作ると氷で薄まりにくい。
    • 相性の良い甘味:はちみつ黒糖シロップがスパイスと好相性。入れすぎると風味がぼやけるので少量から。

    ※加熱温度は目安です。電子レンジ使用時はムラが出やすいので、短時間×複数回で様子を見ながら温めてください。

    フォーム重視なら、まずは バリスタ用オーツの選び方をチェック。 無加糖の見分けはこちら、保存方法は保存ガイドへ。

    失敗トラブルQ&A

    泡立たない|一言回答→温度・ミルク種類・器具の見直し

    一言回答:ホットは60〜65℃を守り、バリスタ用を使い、フォーマー/泡立て器は清潔・乾燥状態で角度と時間を見直しましょう。

    • 温度:冷え過ぎ/熱過ぎは泡立ちにくい。電子レンジは短時間×複数回で温度ムラを減らす。
    • ミルク:フォーム重視なら「Barista」表記の無加糖タイプが扱いやすい。
    • 器具:油分が付くと泡立ちが弱くなるため、使用前に脱脂・乾燥を。フォーマーは液面近くで上下に小刻みに。
    • 注ぎ方:低い位置から注いで混ざりを作り、仕上げはやや高めから細く。

    分離する|一言回答→過加熱/酸の強い豆・紅茶との相性

    一言回答:過加熱や、酸の強い抽出との組み合わせで分離しやすくなります。温度を抑え、抽出と注ぎ順を見直しましょう。

    • 過加熱対策:ホットは60〜65℃。泡立てのしすぎも避ける。
    • 相性:浅煎りの高酸や濃い紅茶は分離しやすいことが。抽出をややマイルドに。
    • 順番:ホットはエスプレッソ→ミルクの順、アイスは氷→コーヒー→ミルクで静かに。
    • ミルク選択:バリスタ用は一般用よりも分離耐性がある傾向。

    甘さが足りない|一言回答→抽出濃度と甘味の合わせ方(はちみつ等)

    一言回答:コーヒーが濃すぎると甘みを感じにくくなります。抽出濃度を整えつつ、はちみつ・黒糖・シロップを少量から後入れで微調整。

    • 比率見直し:オーツ150ml:エスプレッソ30〜40mlを基準に、濃すぎる場合はコーヒー量を微減。
    • 甘味の入れ方:ホットは仕上げに後入れが均一。はちみつ/黒糖はコクが出やすい。
    • ミルクの選択:無加糖は味が締まる。やさしい甘さが欲しい日は、同一銘柄の微糖ラインに切替も。

    電子レンジはOK?|一言回答→温度ムラ対策と耐熱容器

    一言回答:使えますが耐熱容器で、短時間×複数回→都度かるく撹拌して温度ムラを防ぐのが前提です。

    • 容器:耐熱マグ/ビーカーを使用。ラップはふんわり。
    • 加熱:20〜30秒単位で様子見→軽く撹拌→再加熱。目標は60〜65℃
    • 注意:加熱直後は泡立ち過多や吹きこぼれに注意。直接レンジで泡立てない(器具は取り出してから使用)。

    子どもや妊娠中は?|一言回答→一般的な留意点(本文で慎重表現)

    一言回答:一般にオーツミルクは飲用できますが、無加糖・殺菌済表示を確認し、カフェイン量(コーヒーの濃さ)には特に注意しましょう。気になる場合は医療専門家へ相談を。

    • カフェイン対策:デカフェ豆/ミルク比率高めで調整。
    • 表示確認:無加糖/強化やアレルゲン表示をラベルで確認。
    • 衛生面:作り置きは避け、開封後は早めに使い切る。保存の基本は こちらのガイド
    • 参考:妊娠中の飲用に関する留意点もあわせてどうぞ。

    まとめ:今日から作れるチェックリスト

    ラテ前チェック(無加糖表示・温度計・抽出濃度)

    • ミルク表示Barista表記&無加糖を確認(泡と味の設計がわかりやすい)。
    • 温度計 or 目安運用:ホットは60〜65℃。レンジは短時間×複数回で。
    • 比率:オーツ150ml:エスプレッソ30〜40mlから開始(アイスはコーヒー濃いめ)。
    • 器具:フォーマー/泡立て器は脱脂・乾燥済み。
    • 仕上げ:甘味は後入れ少量→微調整、注ぎは低→高の二段で口当たりUP。

    比率・温度・ミルク選びの3点を押さえれば、今日から“あの味”に近づきます。まずは家にある道具で1杯、肩の力を抜いて試してみましょう!

    目次