オーツミルクの値段の相場は、1本あたり(1,000ml)で大体400円〜800円程度。900円を超えるものはまずないでしょう。
にしても1本で400円でも少し高いですよね…これには日本におけるオーツミルク市場の変遷や需要などが大きく関わっています。
先に安くておすすめなオーツミルクを紹介した後、なぜオーツミルクがここまで高いのかをお伝えしていきます。
値段・料金について
値段の相場 | 400円〜800円程度 |
安くておすすめのオーツミルク | まるごとオーツ※ 387円(1本1,000ml) |
オーツミルクの値段はどれくらい?各メーカーの値段一覧|牛乳や豆乳と比較
メーカー | (1本1,000ml) | 値段
---|---|
明治 まるごとオーツ | 387円 |
alpro | 413円 |
isola BIO オーツミルク | 474円 |
OATSIDE | 500円〜600円 |
minor figures | 600円〜700円 |
上記の値段はあくまで目安です。
オーツミルクの値段は、おおよそ400円〜800円前後です。500円を切ると安い方になってきます。
また家庭用・デイリー用オーツミルクと業務用・バリスタ用オーツミルクで値段の相場も変わります。
- 家庭用:300円〜500円(1本1,000mlあたり)
- 業務用:500円〜800円(1本1,000mlあたり)
なぜこんなに値段が違う?
主な理由は以下の二つ。
- 海外輸入品がほとんどのため
- エスプレッソなどと混ぜる前提のため成分が家庭用と比べて多く濃厚なため
特にオーツミルクの味にとても違いを感じると思います。同じオーツミルクとは思えないほど、口当たりや甘さが全く異なります。
上記の表で一番安い『まるごとオーツ』は日本の明治が手がけている商品、全国ですぐに販売できるそのネットワークがすでに構築されているのも安くできる要因かもしれません。
なぜオーツミルクの値段は高い?
オーツミルクの値段が牛乳や豆乳と比べて高いですよね。なぜかというと主な理由は二つ考えられます。
- 海外メーカーが多く、日本製造が少ないため
- 牛乳や豆乳ほど市場が大きくなく、量を多く販売できない
実はこの2つをクリアしているのが『明治 まるごとオーツ』で、だからこそ1本1,000mlを400円以下で提供できているわけなのです。
ただし明治のように上記の壁を突破できるオーツミルクメーカーはそう多くはありません。
オーツミルクは海外メーカーが多い
編集部で確認できている日本国内で販売されているオーツミルクメーカー10社のうち、3社が国内メーカー、その他が海外製造の海外メーカーです。
もちろん海外メーカーが品質に劣っているわけでは決してなく、むしろ海外の方がオーツミルクの歴史は長いため、それだけ海外のオーツミルクにはとてもいい品質を感じられます。
ただ問題点としては、輸送コストが上増しされるため安くでの販売がどうしても難しいことです。もちろん量が出ればいいのですが、日本ではまだオーツミルクの需要は海外に比べたらそこまでありません。
牛乳や豆乳ほど市場が大きくなく、量を多く販売できない
牛乳や豆乳と比べると、オーツミルクはまだ市場に出たばかりで販売量も多くありません。
2020年〜2021年ごろにオーツ麦・オートミールが流行った流れでオーツミルクも注目されましたが、その勢いはすでに落ち着いています。